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●『 大浦家日記~2017年1月号~ 』

  • 皆さんこんばんは(●´∀`)ノ

    あきひこです。

    今日は昨年末アップし忘れていた大浦家日記1月号を、

    遅ればせながら掲載致します。

    では、どうぞ~。

     

    謹賀新年。

     新年明けましておめでとうございます。

     昨年中は皆様に多大なご支援を賜り、

     誠にありがとうございました。

     本年もより一層、入居者の方々に

     とって大浦家が暮らしやすい家と

     なるよう邁進してまいりますので、

     今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

     大浦家管理人   砂川 明彦

     

    「三女」

     十二月三日。

    大浦家に三女が誕生しました。

    ヨシさん(仮名)は七十九歳。

    気が強く、意地っ張り。

    でも、寂しがり屋なヨシさんは、大浦家の個室に入居しました。

    ご家族が、大好きな「渡る世間は鬼ばかり」を存分に見れる様にとの配慮でした。

    忙しい中、大型のTVやベットを2階に運び、これで心おきなく楽しめるはずでした。が、

    初日に周囲の気遣いはひっくり返されました。

    「TVとか見らんでいいけ、みんなと一緒の所がいい!」

    結局、個室で寝たのは初日だけとなり、次の日からは多床室に居室移動となりました。

    当初ヨシさんは、何を聞いてもはぐらかし、

    何をしてもありがとうの言葉もありませんでした。

    入居前に事前に話もし、見学にも来て頂きましたが、認知症があるため、

    どうやら、大浦家に無理やり入れられたという思いがあった様子。

    それで、なにを聞いても、

    「知ら~ん」「わから~ん」と、

    自分なりの反発をしていたのではないかと思います。

    しかし、日が経つにつれ、徐々に変化が見られるようになりました。

    まず、ユーモア溢れるトミさんが大好きになり、

    トミさんと話しては、大笑いをしている姿が見られるようになりました。

    次に大浦家の女性スタッフ。

    大浦家は家であり、入居者の方をお客様扱いはしません。

    同居人として、いち人間として接しています。

    その為、入居当時から女性スタッフとヨシさんは、よく言い合いをしていました。

    ごはん美味しかった?

    スタッフがトミさんに聞きます。

    「おいしかったです!」トミさんが元気に答えます。

    ヨシさんは美味しかった?

    綺麗になったお皿を前にヨシさんは答えます。

    「別に~」

    すかさずスタッフが、

    何でそんなはっきりせんかね!

    美味しいなら美味しい、不味いなら不味いっちはっきり言わんね!

    ここからしばらく二人の言い合いが続きます。

    (※文章だけで詳細を書くとあまりいい印象を受けないかもしれないので、割愛いたします。)

    今や日常の風景の一部となり、

    本人たちも周りの入居者も、笑って言い合っています。

    そんな対等なやりとりが心地よかったのか、今ではこの女性スタッフの事も大好きに。

     

    女性スタッフがしばらく姿を見せないと、

    「かあちゃん(女性スタッフの事)どこいった?」

    と、聞いて寂しそうにしています。

    また、すぐ後に入居した男性入居者の方も、毛嫌いして

    「何で男を入れるかね、しかも私の隣に座らせて!」

    と言っていましたが、今ではそのような事も無く、笑顔で会話するようになりました。

    なにより、こちらが聞かなくても、

    「ご飯が美味しい。」

    「ありがとうね。」

    等の言葉が出て来るようになりました。

    「私は何もせんっ!」と言っていたのが、今ではテーブル拭きや、

    洗濯物を畳む様になりました。

    日々変化している様子を隣で見ていると、嬉しくてたまりません。

    これから先が楽しみです。

  • 8-COLLAGE_R

    「長男」

    十二月十日。

    大浦家に待望の長男が誕生しました。

    ノブさん(仮名)は六十七歳。

    ノブさんは、認知症ではありませんが、短期記憶障害があり、ついさっき行った事を忘れてしまいます。

    ただ真面目で几帳面なノブさんは、

    食事やトイレ、薬を飲んだかなど、

    全てをノートに記し、そのノートを頼りに生活を行います。

    とても優しく、我慢強いノブさんは、ついつい頑張りすぎてしまいます。

    大浦家の掃除や茶碗洗い、調理のお手伝い

    (ノブさんの作る味噌汁はきちんと出汁をとるとこから作るのでめちゃくちゃうまい!)など、

    自分から進んで手伝ってくれました。

    まだノブさんの事を知らない大浦家スタッフは、

    「小さい時からやって来たから全然大丈夫。」と、

    優しい笑顔で手伝いに来てくれるノブさんにどんどん甘えます。

    少し休みましょうか?と聞いても、

    「疲れてないから大丈夫。」

    ですが、実際は肉体的にも精神的にも疲れていた様で、

    我慢強いノブさんは、私達には言えないでいたという事を、

    ご家族からの話で知りました。

    もしかしたら、早く大浦家の生活や他の入居者の方達に慣れるために無理をしていたのかもしれません。

    また、記憶障害の為かはわかりませんが、おそらく自分の認識している体力と実際の体力に大きなズレがある様です。

    ご家族と相談し、体力がついてくるまで、少しづつ段階を経て出来る事をして頂く事になりました。

    大浦家初の男性という事もあり、

    始めは他の入居者の方も少し距離をとって様子見をしていましたが、

    ノブさんの優しい表情と態度、

    行動を見て、数日もすると仲良く

    会話をするようになりました。

    また、ノブさんも少し慣れてきたのか、冗談で女性スタッフをおちょくるような発言も出てくるようになりました。

    ノブさんご飯美味しい?

    「まずいとは言えないでしょ。」

    もうっ、何で素直に美味しいっち言えんかねーノブさんは!

    と、今や漫才コンビの様なやりとりを笑顔で繰り広げています。

    まだまだ理解できていない部分はあるでしょうが、それは当然。

    これから徐々にお互いを理解していき、心地良い暮らしを作っていきましょう。

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