「 続 々 」
さて、今月号では皆様お待ちかねの上津役家大分旅行の土産話を。
・・・と言いたい所ですが、
その前に、5・6月に大浦家と上津役家に
続々と新たな家族が増えましたので、
ざっとではありますが今月はその方々の紹介をしたいと思います。
令和5年5月1日。
上津役家に新しい家族が増えました。レイさん80歳。
彼女との縁は偶然もたらされました。
彼女は元々、自立している方向けの施設へ入居されていました。
ご家族の話しでは、軽度の認知症がある事もあり、
大浦家・上津役家日記介護施設も検討されたそうですが、
彼女の状態に合わせて普通に生活できる介護施設が見つからず、
やむなく一番希望に近いこの施設に入居する事にしたそうです。
しかし、認知症の症状のある彼女を受け容れてくれる方は少なく、
他の入居者の方々と仲良くしたい彼女の想いとは裏腹に、
仲間外れにされ、寂しい思いをしていたそうです。
ご家族様は何とかしてあげたいと考えていましたが、
彼女に合う施設が無い以上、
騙し騙しやり過ごす事しか出来ませんでした。
ご家族様には介護職の経験があり、
介護施設がどの様な所なのか知っていました。
知っていたからこそ、現状に満足できない点はあっても、
介護施設への入居に踏み切れなかったのだと思います。
そしてある日、
ご家族様がまた介護の仕事でもしてみようかと、
軽い気持ちで求人サイトを見ていた所、
弊社の求人が目に入ったそうです。
弊社の施設概要を見て、
これこそ、求めていた施設の形ではないかと思い、
問合せ、見学する運びとなりました。
見学に来たご家族様は、
まるで、既に入居を決意しているかの様だったのを覚えています。
その後、彼女を上津役家に連れて来て頂き、面談を経て体験。
彼女にも気に入って頂いた様で、ご入居頂く事になりました。
彼女は、いつもほんわかとした穏やかな雰囲気まとっていて、
話し方も笑顔もとても柔らかく、
前の施設で上手く行かなかったのが不思議なくらい可愛らしい方です。
また、印象的だったのは、
ご家族様が入居前から弊社の事を大絶賛してくれており、
彼女本人よりも、ワクワクしながら入居を待ちわびてくれていた事です。
彼女が入居して、1ヶ月と少し経ちますが、
ご家族様は今でも毎回、感謝の言葉を口にして下さいます。
とてもありがたく、とても嬉しく思っております。
これから、もっともっと彼女自身とご家族様に喜んで頂ける様、
頑張っていきます。
令和5年5月12日。
大浦家に新しい家族が増えました。トキさん90歳。
今年の2月に転倒し骨折。
今まで以上に歩行不安定になる事や認知症もみられる事から、
自宅での生活を続けるのは難しいと判断され、施設を探す事に。
ご家族様は彼女に合う施設を探してあげたいと、
インターネットを駆使して探しに探し、弊社を見つけたそうです。
(何も知らない状態で、ネットで弊社の事を見つけるのは、
容易な事ではありません。
これだけでもご家族様の彼女への強い想いが伺えます。)
ご家族様はすぐに見学。
弊社であれば、彼女に合うだろうと、早々に入居を決断して頂きました。
彼女はとても穏やかな方で、入居に対しての拒否感も全くなく、
すぐに大浦家に馴染みました。
現在は、少しでも元気になるべく、日々、リハビリに励んでおります。
令和5年6月1日。
大浦家に新しい家族が増えました。ハタさん90歳。
彼女は元々、自宅でひとりで生活していました。
しかし近年、毎年の様に体調を崩して入院を繰り返す様に。
それでも何とか自宅での生活を続けていました。
しかし、今年5月初め。
彼女は肺炎で入院してしまいます。
今までと同様に、退院後して自宅に戻りますが、
ひとりでの生活は限界だった様です。
認知機能がかなり低下しており、
薬や身の回りの管理が出来なくなっていました。
また、彼女自身もひとりでの生活に不安を感じる様になっていました。
彼女には、近くに支援をしてくれるご家族が居ません。
彼女に何かあった時には、
その都度、県外に住むお孫さんが遠方から駆けつけていました。
お孫さんは自分の住む地域で彼女に合う施設は無いか探したそうですが、
見つからなかったそうです。
そんな時に担当ケアマネより、
弊社が合うのではないかと提案され、体験する事になりました。
そして、体験中安心して過ごし、彼女も入居する事に納得された為、
そのまま入居をして頂く事になりました。
まだ入居して間もありませんが、
特に何の問題もなく、馴染んでいらっしゃいます。
令和5年6月5日。
大浦家に新しい家族が増えました。テルさん72歳。
(※写真苦手な為、掲載なし。)
彼女も自宅でひとり、生活している方でした。
彼女はしっかりしている方ですが、パーキンソン症候群を患っており、
年々、身体機能が低下していました。
自宅で何度も転ぶ事も増え、ひとりでの生活に不安を抱き、
ケアマネに相談し、
介護施設よりも自由に生活できる弊社が彼女には合うだろうと、
ケアマネに紹介され、弊社に見学に来られました。
彼女も身近に支援をしてくれるご家族様が居ませんでした。
彼女はまだ若く、認知機能の低下などは見られませんが、
元来の気質なのか、
不安なひとりでの生活によるものなのかは分かりませんが、
不安症の側面があります。
「自分にはパーキンソンがあるから、すぐに寝たきりになってしまう。」
という様な発言が目立ちます。
これから少しづつ不安感を取り除き、病気の事に囚われず、
今を楽しんで生活して頂ける様に努めていきたいと思います。
令和5年6月16日。
上津役家に新しい家族が増えました。ミエさん91歳。
彼女は自宅でデイサービスや、お泊りなどを利用しながら、
ご家族様と2人で生活していました。
しかし、身体機能の低下と共に出来ない事が増え、
転倒するなど、自宅での生活が危険になってきていました。
ご家族様には仕事もあり、
どうしても自宅でひとりの時間が出来てしまう状況でした。
5月末頃、彼女は肺炎と脱水で入院する事になりました。
彼女は最期まで自宅での生活を望み、
施設への入居を拒んでいましたが、
ご家族様は退院後に同様の生活を続けるのは難しいと感じ、
ケアマネに相談。
弊社を紹介されました。
ご家族様は、彼女に施設入居を拒まれながらも、
せめて、彼女が穏やかに楽しく生活できる環境の施設に
入居させてあげたいと言われていました。
そして、彼女には弊社の環境が良いのではないかと思って頂き、
そして体験中、
自宅への帰宅願望はあったものの、上津役家自体への不満はなく、
「ここはとても居心地がいい。」
と言って頂いたり、笑顔も見せてくれました。
体験中の様子を受けて、
ご家族様は上津役家への入居を決断されました。
これから私達は、彼女が少しでも上津役家での生活に慣れ、
楽しんで頂き、上津役家での生活も悪くないと思って頂ける様、
努めていかなければなりません。